FFXI-11鯖で(中略)実はあんまり詩人の話が出てこないうぇぶろぐ。
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ダウト1億とかそういうんじゃなくて、メリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマンとか最近のガチの名優が出てる映画。邦題には~あるカトリック学校で~ってよぶんな部分がついててこいつが曲者。
舞台は1960年代のアメリカ・ニューヨーク。
重要なキャストは3り+1り。
・わりと自由な性格だけど温厚な神父(フィリップシーモアホフマン)
・クソ厳しい校長のシスター(メリルストリープ)
・やさしい担任のシスター(エイミーアダムス)
・母ちゃん(ヴィオラ・デイヴィス)
黒人差別全開の時代に、白人小学校に転入してきた唯一の黒人を何かと気にかけてた神父。
しかし実は立場を利用して手出しちゃったんじゃね?っていう疑いがかかってて、校長は「神父あいつマジしねよっつーか辞めさせたるわ」みたいな勢いで毛嫌いするわ、担任の先生は神父を信じてたというか疑わない信念を持ってたのに、ある日黒人少年のロッカーにこっそりパンツをしまってるところを目撃しちゃって疑わざるを得なくなっちゃったからさあたいへん。
力関係は神父>>>>>校長>>>担任って感じで手も足も出しにくいわ問題がデリケートすぎてどう解決にもってけばいいのか困るわで、「オマエはガキんちょ、しかも男に手出したのか!」とはとてもとても言いにくい雰囲気。しかし看過できる問題でもない。
なんとか外堀を埋めようと、母親に相談っつーかぶっちゃけ訴えろっつーか何があったか子供から聞いてるか?と母親のところへ行った担任は、母親の言葉で・・・。このかーちゃんの熱演パネェ。
校長も校長でなんとか処分させようとあの手この手を繰り出すけど、結局確証を得て追い詰められるのか!?っていうところにいたるまでの三者の演技がすごい。
メリルストリープは言うまでもないし、フィリップシーモアホフマンは出てる映画にハズレが少ないっていういま売り出し中の俳優。新作パイレーツロックも楽しみだ。
そんなフィリップとチャーリーウィルソンズウォーで共演してたエイミーアダムスの醸し出す「若くてやさしい先生」の雰囲気がいい。声も話し方もまさにそんな感じ。
んでこれすげーめずらしいことに、4人集まったインタビューまで収録されてるんだぜ。
たいていハリウッドスターは1りずつしかインタビューに出ないもんなんだけど、座談会しちゃっててビビる。本編も最後の最後で「ええええ・・・ちょwwえ?wあれ?」みたいな話になるからそこまで見たくなるw
そんな役者たちの演技をガッツリ堪能しつつ、スラングがたった一語しか出てこないめずらしい映画ってのも見所のひとつだとおもうから注目しといて。これも最近の映画では異例じゃないかな。
テーマは「ダウト」ってことでまたね。
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