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FFXI-11鯖で(中略)実はあんまり詩人の話が出てこないうぇぶろぐ。
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数日前の自分のネタからタイトルパクってくるとかなんの工夫もないけど今日は映画のお話。

最近妙に眠気がマッハすぎてて、晩ごはん食べて1hくらいで眠くなるのはまぁいつものことなんだけど、その眠気がガチすぎてどこのおじいちゃんだよwってくらい早いうちに眠りに就いてしまう。
それ自体は健康的でいいやと流せるんだけどブログ書くのも眠気を必死にこらえzzz。


あかんまじであぶない。ここの文章考えてるうちに寝息立ててたwさっそく本題いこうぜw




「エスター」は夫婦と兄妹の4人家族で暮らす家庭に、うまれる前に亡くなっちゃった3人目の子供の代わりに孤児院からもらわれてくる女の子のお話。
9歳という年のわりにしっかりしてて礼儀正しいし、難聴の妹と仲良くなってすぐに手話で会話できるほど賢くて人形のようなかわいさ。
だけどなんかちょっとおかしい。ちょいちょいおかしい。
観客は速攻で気付ける仕組みなんだけど・・・。
開幕は重たい展開で始まるんだけど、すぐに親子4人+エスターの生活に切り替わる。

エンディングへ向けて激しく盛り上がってく中で、おいwwwwおまそらねーよwwwww的な反則スレスレの展開を迎えるんだけど、エスター役のイザベル・ファーマンが当時12歳とは思えないほどの卓越した演技力でカバーしちゃっててハンパないw

お母ちゃん役にディパーテッドでマットデイモンの同棲相手役してた女医、マイレージマイライフでジョージクルーニーのセフレ役だったヴェラ・ファーミガ。今回は元アル中と毎回激しいw
孤児院のシスター役にCCHパウンダーと名脇役を揃えて、難聴の妹役はガチで難聴で手話+読唇術の使い手をもってくるっていう本気っぷり。どうりで自然なわけだ。
ちなみに製作になぜかプリ夫が関わってる。

ジャンル的にはホラーサスペンスだけど頭からっぽにしてどうぞ。時間も123分とちょうどいい。




さて2本目は「ホテル・ルワンダ」
知ってる人も多いかもしれないけどこれはガチ。

94年のルワンダ大統領(フツ族出身)暗殺に端を発した内戦は、旧宗主国ベルギーが植民地支配当時優遇してた少数派のツチ族(鼻の幅が狭くてスマートな顔立ち)、多数を占めるけどわざと冷遇して自国民どうしにヘイトが向くように仕向けられてたフツ族(鼻の幅が広い)の2つの部族間での超絶ジェノサイド状態に突入した。
元々うまくやってた2つの部族のところに植民地支配するためにやってきたベルギーが、根拠のない言いがかりレベルで執拗にフツ族を長年虐げてて、独立を機にそのフツ族が政権を握った(そら数多いから選挙したら有利だわなw)とたんに積年のヘイトがツチ族相手に爆発。
報復を恐れたツチ族は民兵組織RPFを組織して反撃+制圧+虐殺と展開。
双方のバックに西欧諸国やアメリカがついたことで冷戦の因縁も合わさってさらにややこしいことに。

っていう時代背景を知らなくても普通に入っていけるから安心を。
フツ族とツチ族の見分けがつかなくて苦戦する程度。鼻広い=フツ族でおk。
両者の「区別」は徹底してて、パスポートサイズの身分証に「どちらかの部族名」が赤いでっかいハンコで押してあって一目でわかるようにしてるほど。

そんなヤバすぎる土地を舞台に、ルワンダにあった当時国内最高ランクのホテルの支配人フツ族ポール(ドン・チードル・・・中の人はメリケン)は、ツチ族である嫁さんと子供だけをとにかくホテルに避難させようと帰宅したら近所のツチ族のみなさんが集まっててたいへんなことに。結局全員を連れてくことになるんだけど・・・。
有名ホテルの副支配人ってことであちこちに顔が利くのを利用して、国連軍+ホテルvs政府軍vs民兵組織っていう無理ゲーをどう切り抜けていくかっていう実話を元にしたお話。武器は人脈だけ^^

結局この殺し合いは100万を超える(全国民の10~20%)犠牲者と、大量の難民と亡命者を出して「ルワンダの難民キャンプ」がどうたらと連日ニュースでやってた気がする。
責任ばっかりどんどん重くなってく中でタイトロープを全力で駆け抜けるような展開であっというまの122分。絶望的な状況の中でも品位を失ってはいけないとは言うが・・・これは必見。
説教臭い話ではないところもいい。

これが当時日本では採算取れないと判断されて公開されてなかったかもしれなかったってのが情けない。ブラッドダイヤモンドとかもそうだけど、あのへんの国がどうなってるのかを知るのにいい。



ルワンダ紛争のwikiから関連の詳細を見てくと、わずか十数年前にこんなことが行われてたのかと気分悪くなる。映画はそういった部分は相当薄めてあるからまだいいけど。
いやー日本は平和だわ。おやすみまたね。


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