最近1ヶ月に見た映画7。

さすがに今月はあんまり映画見る時間とれなかった。
メイジャンまで手が回らないほど忙しい・・・のか情熱が冷めてきてるのか。
最近はれべらげとガード上げばっかりだね。


そんな中で見る映画はなるべく外したくない＞＜；

先月のはこちら。



＜今月の7本＞

・ファーゴ(サスペンス)
コーエン兄弟の映画はどれもクセが強い。
「実話を基にした～」とか言いながら普通にフィクション。狂言誘拐するはずだったのが・・・。

これはアメリカのブラックユーモアを理解してるかどうかが最大の分かれ目。わからないとただ淡々と話が進んでいくだけでどのへんがおもしろいのかサッパリ。
いちおー端々で小ネタに笑ってみたりするものの、「変な顔」　「除雪マシーン」　「なにそのグダグダｗ」くらいしか笑えなかったなぁ。女の警官(署長だったらしい)がなかなかよかったと思ったらアカデミー賞受賞してたんだね。
登場人物が主役級から端役に至るまでみんな一癖ありそうな思わせぶりな演出をするから疲れる。外人顔は見分けつきにくいから覚えるのたいへんだ。

だけど話の展開はちゃんとわかる作りなのでそこは安心。
ノーカントリーもこれの流れを受けて、ダークなぬるくもなく早くもないなんともいえないスピードの展開に漠然とした話からラストまでじわじわと見せていってたけど、この作風が持ち味なんだろうね。
バーンアフターリーディングみたいな明るい展開だと万人向けになってくるけどこれはマニア向け。



・ミート・ザ・ジェンキンス(コメディ)
やっぱりコメディはむりだわ。
現実主義の女がいくら気に入らないとはいえ、あそこまでしなくてもいいのに。とやや嫌悪。



・ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(サスペンス)
ジェイソンステイサムのデビュー作だけど主演ではないよ。
端々にガイリッチーらしさが出ててすげー好きｗ
なにもかもがラストへ向かって折り重なっていくストーリー仕立てはガイリッチーならでは。
スナッチ、リボルバー、ロックンローラはすべてこの手法で組み立てられてる。
今回再び原点回帰してみたけどおもしろかったし、ホームズも期待以上だといいね。



・SAW5(スリラー)
SAW6を見るために復習的に借りてきた。
ファン補正かかってるんだろうけどやっぱりおもしろいよ。



・SAW6(スリラー)
いつまで引っ張るんだろうねｗ
最後まで付き合うからがんばって。



・ミラノ・コネクション(サスペンス)
イタリアのお話。
ジャンカルロ・ジャンニーニの渋いツラを眺めたかった気分だけで借りた。
ダニエルクレイグになってからの007で、ボンドと因縁のあった老スパイって言えばわかるかな。あんな渋い爺さんになれたらいいなーと思ったけど、イケメンじゃないとむりだわって気付いた；
話は火曜サスペンスのイタリア版みたいな構成・展開で寝ないようにするのが大変っつーか半分寝てた。英語はかろうじてわかるけどイタリア語とかサッパリすぎてもうだめ。
悪いほうの坊主の母ちゃんのおっぱいに目が行く。



・フォーン・ブース(サスペンス)
これはアイディア勝負すぎるｗ
1日割いてエントリーにしようか迷ったんだけど、ここで済ませちゃった決定的な差は「犯人が主人公をターゲットにした理由に不快感を覚えるほど納得がいかない」から。
コトに及んでないのにあそこまでやらされるなんてありえんわ。なんでそこまでせなかんの。

かなり早い段階から抱いてた嫌悪感が監督の狙い通りだったとしたら秀逸。
もうこれ以上付き合えんわ！ってところで終わる尺でよかった。70分程度じゃないか？ｗ
コリンファレルのちょーしこきまくってる開幕からの変化の熱演は必見ｗマジ気の毒ｗ



・パイレーツ・ロック(ドラマ)
2回目は家族で見たけど大評判だった。きわどいけどギリギリおｋなバランス感覚は見事。
だけどこれを地上波で流す度胸はないだろうねー。

タイトルやミュージシャンはわからなくても聞いたことある名曲がたくさん使われててたのしい。
ラジオDJって設定ならではの見せ場での選曲センスのよさと、肝心なところは歌詞の日本語字幕までつけてくれる親切っぷり。サントラほしくなるｗ
DVD特典には未公開シーンが30分くらいあって合わせて3時間近くになるんだけど、めずらしくエンドロールまでキッチリ余韻に浸れるいい映画だった。2回見てもおもしろいからね。

これだけの名作に偶然めぐりあうことなんてなかなかないんだよねぇ。こういう紹介見た時点ですでに「意外」ではなくなっちゃうから＾＾　しかしガチでオススメ。あーたのしかった＾＾




今月見た中でのおすすめは、
・万人向け・・・パイレーツ・ロック
・大人向け・・・ロックストック～、フォーン・ブース
・選ぶけど・・・SAW5・6


・09年度オレ殿堂入り
最高の人生の見つけ方(6月)
デスレース(7月)
ダウト～あるカトリック学校で～(11月)

・10年度オレ殿堂入り
パイレーツ・ロック(4月)


今月から項目増やしちゃった。
オレ殿堂入りの基準は、SAWとかハンニバルみたいに知人友人からおもしろいって聞いてたり、ファイトクラブとかユージュアルサスペクツみたいにネットでおもしろいって目にしてから見たのは除外。あとすでに見たものも省こう。
それを踏まえて店頭で手にしたパッケージか予告編だけで知ったものからチョイス。3つまでにしよう。
リリースした年月じゃなくてオレが見たときね。

つまりこれを見たひとは、オレのルールだと殿堂に入れられないことにｗフヒヒｗ



＜かみんぐすーん＞

・チョコレートファイター
フレのおすすめ

・3時10分、決断のとき
ラッセル・クロウ主演の西部劇・・・微妙かもしれん

・ライヤーゲーム
ジャン・レノ主演のやつ

よく見たらアクションばっかだなｗ
新作は5/12(水)レンタル開始のイングロリアスバスターズがすげー楽しみ＾＾



というわけで来月も名作求めてがんばります。またね。

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ろっくんろーる！

これだけ期待しまくって実際おもしろかった映画もなかなかない！
今回は今年いちばんのガチオシ「パイレーツ・ロック」だ！

主演はフィリップ・シーモア・ホフマン。
脇を固める俳優も個性派ぞろいで最高。


時は60年代のイギリス。
当時ラジオは国営放送しかなくて、それもクラシックしか流さない風潮。
ビートルズをはじめブリティッシュロック全盛の時代に国営放送で流せるロックやポップスは1日たったの45分しばりｗ
しかし火が付いた勢いは止められず、公海上に停泊させた船から24時間ロックを流しまくる海賊ラジオ局のはしりとなったのがこの「レディオ・ロック」だ。

これはそのレディオロックの人間模様と60年代ロックを心行くまで楽しむ映画。
笑いあり涙あり、スケコマシ(古ｗ)から童貞から真性のアホからやたらセクシーなおっさんまでそろったかっこよくて愛すべきラジオDJたちが、彼らを取り締まろうとする政府と戦う・・・というかロックと女をこよなく愛する漢の集まり。

すげー仲良かったりノリよかったり時には反目してチキンレースで意地の張りあいしたりといかにも男の世界なたのしい仲間たちが公海上で生活しつつロックに明け暮れるレディオロックに、男なら加わりたいとおもうはずｗ体育会系のノリ。

こっぴどく女にフラレても翌日の放送で普段どおりかっこよくキメるところに漢を見たり、その漢っぷりに思わず涙する仲間を見てホロっときたり、普段の生活や放送中どころか女を落とすときすらほとんどしゃべらないのにかっこいいやつとか、それぞれのキャラクターの個性を語ってたらキリがないほどの濃いメンツ。っつーかみんなキャラ立ちすぎｗ
やっぱり声が渋かったりかっこよかったりするのはいいねぇ。うらやましいわ。

一部おっぱいが出てきたり女を落とそうとしてたら抜け駆けされたり当時禁止されてたFワード(F＊＊＊)を言うなよ！ぜったいいうなよ！的なお約束をしてたりするけど、基本的に大人なら全然問題ないレベル。


たぶん有名な曲ばかりだからその選曲も楽しめるはず。半分くらいわからんかったけどｗ
かっこよくセリフ回して曲に入るスタイルはいまのFMの元祖なんだね。
DVD特典で未公開シーンもかなり入っててそっちも楽しめた。
久しぶりに返すまでにもう1回見た。


ネタバレになるから展開についてはあまり触れられないけどこれはガチオシ。体育会系サークル的なたのしさにロック魂が加わって最強すぎた。
男の友情・下心・かっこよさを楽しめるからぜひ！出てくる女の子もかわいいｗ

しかしこのフィリップ・シーモア・ホフマンの引き出しはすごいわ。
今回は主演とはいえずっとスクリーンのど真ん中にいるわけじゃなかったのに、あの演説するシーンの存在感だったり漢を見せるシーンに自分の立派な腹をネタにしたりと、別の作品で見た情けない男だったりミステリアスな雰囲気だったりシリアス全開だったりオカマだったりの、それぞれの役で違和感なく演じ切る力はハンパない。現代の名優だねぇ。
今回は全員イギリス人って設定のところへ唯一のアメリカ人としてカウント(伯爵)を名乗ってるところにヒネリが利いてていいなとここまで書いたけどこまけぇこたぁいいんだよ！ロックしようぜ！またね。

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SAW6。

BA前どころかレンタル開始日に速攻で借りてきたSAW6。
速攻とか言いつつ棚にあったのはラス1だった。みんなどんだけ好きなんだよｗ

SAWシリーズは以下のことがだいたい守られてる。

・いのちだいじに
・ただ残虐なだけじゃない。ルール厳守すればおｋ
・ジグソウは一貫してフェア。常に「見ている」のを「見ている」のが観客
・なのに毎回やられる＼(^o^)／
・あのときあーしてれば・・・！くやしい＞＜；っていう感覚を共有できる
・毎回開幕は見世物ｗ


続き物だから1から順番に見ないとネタバレどころかイミフだからね。いちおー見れないこともないけど半分も楽しめないかな。今回もラストでガッツリ種明かしされるんだけどもう驚愕。

プレイヤーも観客もあのゲームに耐え抜いた者だけがラストに報酬を得られるんだけど、その数々のゲームに圧倒されてうわーうおーと思ってるあいだにラストが来ちゃってなにいいいいとか半分理解できるかどうかだから、毎回必ず二度見推奨。
仕掛けや誰がキーマンなのかわかってから見ると、たしかに常にヒントは「見ている」。くやしいｗ

んで今回まだ引っ張るの？って思ってた6もラストにガッツリもってかれる。
ただあのラストにあそこにあるべきものが見られなかったのが残念だねぇ。またちょっと毛色変わってきたし。あの「おや・・？」と思うところまでは気がつくようになったのに＞＜；
やっぱりラストに"game over"ってキメゼリフを聞かないとね。5はなかったから。


誰からも評価の高い1作目はもちろん、2～4まで順番に見たあとの5も傑作。
1の衝撃度はたしかにハンパないものだったけど、それ以降のシリーズに1のような衝撃を求めるほうが酷。人間は学習する生き物だからアレで一気に目が肥えちゃってるだろｗ

なんというかもう一度見始めたら決着つくまでやめられない感じ。
今回もまた次回以降に引っ張る伏線残しやがったし。途中とエンドロール後に。
毎年ハロウィンの時期にリリースされるし、うわさによるとすでに9まで構想あるとかどこまで引っ張るんだよｗ　しかも次回作は3Dとか・・・さらに駄作がマッハじゃねぇかｗ



んで散々言ってるけど、字幕で見ないとまったく意味がないからね。

あの臨場感あふれすぎる絶叫は、全米絶叫オーディションで選ばれた生粋の叫びストだそうで(ソース不明)、どーりでこえーわけだよｗ　あれは並の演技力では絶対出ない。


しかしあいつ太ったなぁ。そろそろゲームにかけらｒ・・・なんでもない。
毎度まいどよくもまぁ伏線というか話の穴をほじくり返して1本の話にしちゃうもんだね。
どんどん大掛かりになってく仕掛けや人数的な規模に収拾つかない気配が漂ってくるけど、こまけぇこたぁいいんだよ！っていう人にはとてもおすすめ。
毎回エンドロール抜いたら80～90分程度っていう短さ＋ラストにフルスロットルなのが最大の特徴。
ダラダラやったらどんどんダメになっていくってのはオレのブログ見てたらわかるだろ＾＾ってことでまたね。

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最近1ヶ月に見た映画6。

ゲオで直近1ヶ月に見た映画のタイトルを見てあーあんなんあったなーとか思い出すわけなんだけど、今月はカツカツなのに無理やり見て返してたせいかどうも印象が薄い。
いやたぶんこれは名作にあまり当たらなかったせいだろう。そういうことにしよう。

と思って振り返ってみるとそうでもないっていう。ボチボチおもしろいのあったよ。
せっかく月に何回かあーだこーだと書いてるんだから、タイトルにリンク貼ってみた。

先月のはこちら。



半固定で通ってた野良も一段落して、誘われたらいこっかなー程度に落ち着いたんだけど映画見るヒマないわー。返す日に2本むりやり見て翌朝返却ポストに投入とか何やってんだろオレ状態。
なのにまた3本借りるとかびょーきだろｗって思ったから一度だけ2本に減らした。見る行為は減らせないらしいこまった。



＜今月の11本＞

・ワールド・オブ・ライズ(サスペンス)
ぷりおは名優なのか実験シリーズ。
これは普通におもしろいのでおすすめ。



・REC(ホラー)
おもしろかったｗこれもおすすめｗ



・ワイルドスピード(レース)
以前見たことあったわ。
どうもなー。レースものはなんかだめだ。
おもしろかったのはデスレースくらい。



・キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(実話系サスペンス)
ぷりおの名演技というか、周りのひとがすばらしい。トムハンクスも安定感抜群。
序盤にちょろっとHしちゃうけど、基本的に家族で見てもへいき。おすすめ。



・レザボア・ドッグス(サスペンス)
タランティーノが開幕からクソくだらんことでしゃべりたおす。
話の構成が斬新でおもしろい。何度か見て「ぴんくｗｗ」とか楽しめるものかな。
個人的にはパルプフィクションのほうが好きだけど、これもらしさがよく出てる。



・セブン・イヤーズ・イン・チベット(実話系ドラマ)
脚色してあるんだろうけど、チベットとダライラマがどういう立場なのかがわかる。
いまは水利権と鉱物資源だかパイプラインだかで重要なんだったかな？
美しいところに住む平和な人々が気の毒なことになってる。
子供は退屈するかもしれないけど見せといてもいいはず。



・クローバーフィールド(パニック系)
これは3D酔いするひとは無理かなー。
RECと同様にカメラのファインダー視点で話は展開してく。
カメラワークのうまさで退屈しないし、撮影者のKYっぷりとか笑える。RECよりもお金かかってる感じ。
ただSFパニック系は個人的にあまりおもしろく感じないのもあってストーリーは微妙。



・12モンキーズ(サスペンス)
ブラピはガチｗ



・ミルク(実話系ヒューマンドラマ)
今月イチオシ。
主役のハーヴェイ・ミルクは「TIMEが選んだ20世紀の英雄100人」のうちのひとり。

70年代のアメリカでゲイやマイノリティにも人権を認めてくれと、その代表として一個人からはじまって市政から州政に打って出たひとりの政治家のお話。実話。
一神教の教義で同性愛は禁止らしくて、弾圧どころか排除する法案を提出されるほどの激しい差別があったらしい。日本はオカマとかわりと寛容だ(寛容になった)し、寛容でなかったころも職を奪われたり迫害まがいのことをされるほどではなかったとおもうから、なんだかんだで日本が自由、というか寛容の国と言われるって意味がやっとわかった。
ただし序盤から♂どうしの濃厚なキスシーンとか、一瞬だけどベッドシーンまで展開されてて、SAWシリーズでグロ耐性は鍛えたのにこういうのは強烈すぎてマジ瀕死ｗ
だけどショーンペンの演技はハーヴェイのカリスマ性の表現からオカマっぽい仕草まですばらしい。08年アカデミーほか全米系主演男優賞5つ受賞も納得。脇役もすごい。



・ハンティング・パーティ(実話系社会派ドラマ)
今月実話系多いなーｗ
これは中東のボスニアらへんをベースにした、戦争犯罪人を追いかけるジャーナリストのお話。
えれーご都合で進むけど、脇役のテレンスハワード(黒人)の視線の演技がいい。
テンポよく進むし一部コメディっぽい軽いノリ(テーマと展開的にややどうかと思うが)でサクサクいける。
ラストのエンドクレジット行く前の舞台裏？な設定は必見ｗ「はーーー！？ｗｗｗ」とか思うことまちがいない。
すげーおもしろかった！ってほどではないけど、まぁまぁおもしろい映画スレに紹介してもいい。



・マックス・ペイン(アクション)
あくしょん。
なんかいまいち。
オルガ・キュリレンコの腰から脚にかけて超絶うまそう(*´д`*)



今月見た中でのおすすめは、
・万人向け・・・セブンイヤーズインチベット、キャッチミーイフユーキャン
・大人向け・・・ミルク、ワールドオブライズ
・選ぶけど・・・12モンキーズ、REC、クローバーフィールド




＜かみんぐすーん＞

・ファーゴ
コーエン兄弟のサスペンス

・ミート・ザ・ジェンキンス
めずらしくコメディ

・ロック、ストック・トゥー・スモーキング・バレルズ
伝説のガイリッチー×Jステイサムのデビュー作。見つけたとき手がふるえたｗｗ



蔵出しで見たかった映画が出てくるとかもうね。
そこにも立ち入れるようにするか奥のAVコーナー潰して洋画置いてくれよｗマジで。
というわけで来月も名作求めてがんばります。またね。

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