地球が静止する前にオレが静止した日。

やたら長いオープニングから嫌な予感はしてた。

昔やったらしい作品をキアヌ主演でリメイクしたSF映画。
地球を救うとかいう名目で外宇宙からやってきたよその星の人(キアヌ)が、現場で最終判断をするとかいう話。

007を配給したのとおなじとこみたいで、あのよくできた予告編を見て軽く浸ってから見始めたのもさらに深いダメージになったとはこのとき思いもよらなかった・・・。
あんまりつまらんかったから今日はネタバレも辞さない(ｷﾘｯ

キアヌにはモーガンフリーマンとかイーストウッドとかジャックニコルソンみたいな滲み出すような深みがないんだよなぁ・・・ってあのへんは大御所すぎるかｗ
かといってステイサムとかダニエルクレイグみたいな必死さもない。
ブラピみたいなノリで押し切っちゃう勢いもないし、なんというか中二病的な軽さしか感じないのはコンスタンティンとかSF系でしか見てないからか？ｗ
中二病的なところが売りかもしれんけど、そんな役ばっかりってのもアレだろ。
なーんか淡白っつーか表情に乏しいというか、人間味の薄い役多くね？

その演技に加えて、聞き分けのないガキ(実はウィルの実子らしい)にたびたびイラっときたり、人類のピンチなのに責任者がアメリカ大統領の代理、いちおー国務長官だったかな。だけどその程度しか出てこないしやる気あんのかと。カルトが好き勝手に暴れだしてたのは笑えたｗ

だがさらにやばいのが字幕の日本語。
結構長めにしゃべってんのに1フレーズに思いっきり縮められてたり、陸軍トップの肩書きが「大将」だったり・・・これは合ってんのか？現場なんだし「将軍」って呼んだほうが違和感ない気がするんだけど。
オレは普段聞き取った英語をアテにならん脳内意訳(和訳するわけでもない)で解釈しつつ字幕で補うんだけど、「あれ？」「おや？」っておもうことがちょくちょくあって集中しづらかった。

話の展開も人類にお灸を据えたかったのか、環境問題に取り組めよ＾＾って説教したかったのかさっぱりわかんないし、キアヌの煮え切らん演技のせいで何がきっかけで翻意したのかもわかりづらい。
女研究者の家庭環境を複雑にした意図もつかみにくいし、そういった愛をテーマにしたかったのか環境がどうのとか言いたかったのか、うちゅうじんのてくのろじーぱねぇ＾＾とかやりたかったのか謎。
スケールがでかすぎる話なのに登場人物が少なすぎる上にみんな薄っぺらいっていう。

なーんかみんなどこか他人事で真剣味が足りない。
主人公は子持ち(やや複雑だけど)なのに「戦うママ」って感じじゃないし。
まったく拡大する必要のなかったケータイメーカーとか腕時計のロゴとかさ、そらスポンサーだからアップにすることはほかの作品でもいくらでもあるけど、なんつーかカメラワークがすごいわざとらしいのｗ
そのいやらしさの最たるものがまくだーなぅだとおもうけど、もうなんか呆れちゃってはいはいわろす的な気分だった。このおじいちゃんとノーベルのひとはいい味出しかけてたけど。


ともあれオレのSF嫌いに全力でマチマチヘイストかかっちゃって残念。
いつも観終わってからチェックするレビューサイトでもボロクソだった。平均3割強の採点だったか。

なんだろうなぁ。おなじありえない話にしてもサイコホラーとかはすんなり受け入れて展開を楽しめるんだけど、これはもうどっからつっこんでいいのかってほど興醒めすることが多かった。
アクシズを敵味方関係なくひっしこいて食い止めようとしたアツさだったり、インディペンデンスデイみたいな「きすまいあすべいべー」ってカマしたおじいちゃんふぉっくすつーみたいな爽快感とか、黒いスーツ着た缶コーヒー的な愉快な感じみたいなものはサッパリない。すげー他人事。



こんなもんをソース不明のランキングで3位に据えてる近所のGEOのセンスのなさこそ映画化しれ。
TOP50とか銘打って手当たりしだい並べてるけど玉石混合すぎて笑えない。パーフェクトストレンジャーがTOP10入りしてるし。



というわけでたまには「まったくすすめられない映画」ってのにも触れてみたけどどうだろ。またねｗ

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トランスポーター3。

ジェイソンステイサムのファンだファンだって言ってるわりに、彼の出世作であるトランスポーターシリーズは初見で1作目も2作目も途中で寝たオレ。
だって話は大味だし見所はステイサム祭りだし。

というわけで今回こそは寝ずに完走するぞ！って意気込んで借りてきた。目標低いな。

アドレナリンもそうだけど、このシリーズはフランス人の警部がとてもいい味出してる。あのおっちゃんすげー好きｗ　アドレナリンでいうドクのポジション。
けどもうキッチリアレしちゃったし、このシリーズもそろそろ終わりかな？
ストーリーはいままででいちばんマトモ、少なくとも前2作と違って途中で寝ることはなかったけど、あそこまでアレしちゃったらもうなし崩しすぎて売りの部分が成り立たんだろうｗ
ネタバレせずに話すのが難しいけど、あーやっぱりそれよりそっちのが優先だよね的な。

とはいえ全体的にはおもしろかった。
あんなピンチをアレで切り抜けるとかパネェｗ
重箱の隅をつつくわけじゃなくて、えーそんなんアリかよｗｗｗっていうのがいろいろあった。

ステイサムの出てる映画は、彼はイギリス人なのにすげー言葉遣いわるい役が多いんだけど、トランスポーターシリーズはその役柄もあってかスラングほとんど使わないんだよね。

そんな中で気になるのは　"wait"　の発音。
"wait"より"waits"に近い。あれはイギリス英語なのか彼特有なのかはわからんけど特徴的だなーとおもう。んでチラっと聞いてみたけどあの吹替の声はだめだわ。全然本人と合ってない。
彼特有のあのしゃがれた声がセクシーでうらやましいのに。

あとはなんと言っても元モデルだけあってすげぇ肉体美ｗ
あれぐらい鍛えたいっつーか今回ちょっと鍛えすぎじゃねーか？ｗ
ストリップアクション？ｗとでもいうべきかどうかわからんけどあの殺陣もおもしろかった。
「あの」シーンはアドレナリンの　"im a freeeeeee!!!!!!!!"　を思い出しちゃって笑っちゃったけどｗ
それと比べてもトランスポーターシリーズは紳士的だね。
しかしヒロインの絵的なかわいくなさは異常。あーいうのが監督の好みなんかな。

ほかにもー以前から気になってたのは車。
カーアクションにしてはめずらしくずっとATなんだよね。いちおーマニュアルモードもあるけど。
Oreの先生もポルシェのATに乗ってるけどイマドキの車はATのがいいんかなー。そらどうやったって反応速度は機械のほうが速いわな。
ケッタもりこぎで爆走するシーンも笑えたんだけどあの窓どうなったんだろ。ブチ破ってたのにｗ

予告編は英語・日本語どっちもなかなかのデキなのに、CM向けのはうんこすぎるだろｗそらノウイングに勝てんわっておもった。相手は三大ハゲのトップだけどさ。


毎回書いてるけど体のキレのいいうちにどんどん撮ってほしいねぇ。もう40近いし。
来週・・・もう今週か？27日くらいにアドレナリン2がリリースされるからそっちもたのしみ。
前回R15だったのが今回R18+らしいから、さらにぶっとんだステイサム全開だろうなとおもうとwktkがとまらんｗまたね。

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最近1ヶ月に見た映画IV。

映画館行って見ないの？って聞かれるんだけど、おすすめ映画がまだぜんぜん消化しきれてないっつーか他人がリアクション取ると現実に引き戻されて興醒めだからだめ。
アバターは3Dのを映画館で見ないと意味ないらしいから、そういうのは困るね。
もともとSF好きじゃないのに見る前からさらに評価落ちるとかｗ

誰かと見てると中だるみ中に飽きて乳繰り合ってるあいだに終わっちゃうし、初見は家でひとりで見るのがどっぷりハマれていいね。寝てもへいきだし。
あとはもう見ちゃったやつをチャットで実況しながら見るのもたのしい＾＾

先月のはこちら。



＜今月の15本＞

今月は年末年始挟んでたこともあって普段より多いね。
ただ単に曜日の問題で来月分を先食いしてるだけかもしれんけどｗ
今回からカテゴリーもなんとなくつけてみた。



・パルプ・フィクション(ギャングコメディ)
タランティーノ最高傑作はこれじゃないか！？
デスプルーフとか狙いすぎてて食傷気味だったけど、まずこれを見るべきだった。
トラボルタがこれで息を吹き返したのを筆頭に、有名俳優(ウィリスとかサミュエル)がいい感じにハジケてたし、掃除屋の爺さんも嘘喰いの夜行立会人みたいなクールっぷりでかっけー。
話の展開・どうしようもなさ・fxxk連呼しすぎなところとかがチープなんだけどいちいち笑わせるｗこれはちょっとでも映画かじってるなら必見。名優ってみんなノリいいなｗ
タランティーノだから品はないよ！



・ミスト(ホラー?)
想像以上にアレ。
はーなんなのそれっていう。
あーオレ虫嫌いなんだなとつくづく思った。
人生の2hムダにしたい方はどうぞ。



・その土曜日、7時58分(サスペンス)
負の連鎖ってのは一度転がり始めたらとまんねーなっていう他人の不幸系。
もうどいつもこいつももどかしいほど見事にテンパってるｗ
話に引き込まれまくりながらあっという間のエンディング。



・アイアンマン(アクション)
これはアメコミヒーロー系で初めておもしろいとおもった作品。
家族で見ても全然おｋだとおもう。あ、開幕だけちょっとアレかな。
たのむからこういうのは続編つくってうんこにしないでくれと思ったんだけど手遅れ。今年2出る。



・フルメタル・ジャケット(戦争)
散々ネタにされるだけのことはあるハートマン軍曹っぷりが楽しめる。
なんでこれ二部構成なんだろうね。前半と後半の展開が違いすぎる・・・こともないか。テーマには沿ってるね。戦争反対。



・セブン(サイコ・サスペンス)
名作。
これテレビだとカットされまくるんかな？そんな気がする。
ラストのブラピが彼の俳優人生を爆発的に押し上げたね。いま見てもすげーよかった。



・スウィーニー・トッド(サスペンスホラー?)
最近人気のジョニーデップだね。
なかなかいい角度で落下するアレとかその落ちかたとかもそうだけど、ジョニーデップが意外に美声を披露しまくるところが一番の見所ｗいい声してる。女はダメすぎたなぁ。
全体的な話の流れとか演出は、冗談が通じないひとにはキツイかもしれん。開幕CGなのもイミフ。
オレは食べ物を粗末にするところに嫌悪感を感じた。



・コン・エアー(アクション)
これはー・・・マルコヴィッチのハジケっぷりと、ラストシーンが実は実写っていうところが見所かな。
内容は日曜の昼間にてきとーに流れてそうなB級レベル。



・カポーティ(ドラマ)
先日これ1本だけでまるまる消費したけど、そこでも書いたように睡眠耐性も必要ｗ
後半一気に来るんだけどねー。前半タルいのが乗り切れるといいね。



・ストリートファイター　ザ・レジェンド・オブ・チュンリー(アクション)
なんつーか・・・「チュンリーなら見てみよっかな＾＾」ってやつがまんまとハメられる感じ。
ベガ役のおっさんはいい味出してたけど、なんつーかハズレ感がずっと漂う。
チュンリーも子役は中国人っぽいんだけど大人になったらおいてめーどこのハーフだよっていうかチャイナドレスどこいった！？っていうとてもとても残念な展開のうえに、かろうじて盛り上がりかけてた話も最後は尻切れでとても残念な仕上がりに。
人生の貴重な90分間とふとももに期待した心を返せ。マジで。



・ティファニーで朝食を(ロマンスコメディ)
へぷばーんちょうぜつかわええ(*´д`*)



・シャッフル(サスペンス?)
これはもうなんというか、予告編がMAXだった典型的な作品。
ラストなんてイライラMAXで腹立ってしょうがなかった。
「しむらー！」ってのはコメディだから笑えるんだよなと認識した。



・その男　ヴァン・ダム(アクション?)
どこまでが素で、どこまでがリアルなのかわからんほどやたらリアルなヴァンダム。
独白シーンはせつないほど胸を打たれる。このひとすげーマジメなんだな。
ジョンウーもこれ見たらなんとかしてやれよｗむりかｗ



・フェイクシティ(アクション)
ドクターハウスの人が初登場のシーンから一目で存在感出してた。借りてみよっかな。
内容はありきたりの再放送B級レベル。キアヌがやる意味あったのか？ｗ
銃社会はすぐ撃ってすぐ死ぬからなぁ。そら障害は始末しちゃえば楽だわな。



・ロック・ユー！(歴史アクション)
これはおすすめｗ
展開はベタでスポ根な中世＋ロックっていう話なんだけど、BGMもテンポもノリがよくておもしろかった。
前口上言うキャラは初登場から笑えたし、脇役の友達もツンデレS姫もいい味出してる。
友情・努力・勝利っていうジャンプマンガ的な流れにQueenの歌が乗っかって恋もギャグもついてきて隙がない。頭からっぽにして楽しめる。




おすすめはー
万人向け・・・アイアンマン、ロックユー、ティファニーで朝食を
大人向け・・・セブン(ちょっとグロいところもあるから)
選ぶけど・・・パルプフィクション




＜かみんぐすーん＞

・トランスポーター3
・アドレナリン2
待望の三大ハゲJ・ステイサム祭り！

・ノウイング
世界三大ハゲの一角、最近落ち目のニコラスケイジはオレを満足させられるのか！？



このへんを新作だろうと構わず借りる予定です。またね。

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朝ごはんをたべよう。

こないだカポーティ見たからってわけでもないこともないけど、名作「ティファニーで朝食を」を借りてきた。これは当時日本どころか世界中でティファニーが一気に有名になったっていう1本。
DVDの盤面もちゃんとティファニーブルーなところがにくい。

いまはそうでもないけど以前ティファニーが好きだった時期があって、アトラス系のアクセいくつかと香水もティファニーふぉーめんとか使ってたりしてた。

白いティファニーのリボンでラッピングされてティファニーブルーに染められた小箱が収められたティファニーのちっちゃいショッピングバッグは、贈るほうもうれしいガチのプレゼント。
これが出てきたら相当本気だと思ったほうがいい(ｷﾘｯ

この映画でティファニーともども超絶有名観光名所になったNY5番街らへんが舞台のラブコメ。
ティファニーのショーウィンドウの前でドリンク片手にデニッシュをかじりながら、「ティファニーで朝食を食べれるような身分になっても私は自分というものを見失いたくないの」系のセリフで始まる。


劇中でもサービス精神あふれる粋なマネージャー(支配人かな？)が出てくるけど、現代の日本のティファニーも指輪とかタダでクリーニングしてくれる。さすがに他社のはどうか知らんけどｗ

なのですぐ汚れてきちゃう銀製品(シルバーアクセっていえよｗとかなしで)は磨くのだるいから持ってったほうが早いぜhehe。混み具合にもよるけど10分もかからないんじゃないかな。品物眺めてるからある程度かかってもへいきだけど。
名駅高島屋のとこと栄のお店は二つ返事で磨いてくれるんだけど、神戸のティファニーは渋るっつーか銀磨きセット売りつけようとしてきやがるから店によって違うんかもしれん。

つるんとしたデザインのやつなら自分で磨けばいいんだけど、ゴテゴテしてると難しいんだよね。だから持ってってんのにそのへん理解しろよっていう。ミトンとかは持ってるんだよ。




そんなことより映画の話だなｗ
えーもうなんというか、


オードリーヘプバーンが超絶kawaiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii


そんな映画。
仕草や容姿だけじゃなくて、トランクに電話入れてるとか飼い猫が「名無し」とか郵便受けに香水入れてるとかいうセンスまでいちいちかわいい＾＾　あんななのにコールガールっていうギャップ萌え？＋自分探し中のすいーつ(笑)だけどもうたいていのことは許す＾＾ほっとけなくて守りたくなるタイプ。
あー結婚してぇ。振り回されるのはわかってるけど。つーかもうしんでるけど。
当時アレでいまのオレより年上なんだよなｗ役者やべぇｗ

名曲「ムーンリバー」をオードリー本人が弾き語るシーンまであるから必見。
役柄の設定はわりとビッチなんだけど、マイナスなイメージを微塵も感じさせないのはさすが。

未見ならぜひ。
世界中がキュン死したオードリーのかわいさにニヨニヨしながら見るがいい。またね。

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