最近1ヶ月に見た映画26。

落合の優勝記念ユニ買えんかった；
まぁ着る機会もないしいいか。


というわけで、落合のために月イチの映画ネタも1日ずらしてのリリース。
忘れてたわけじゃなくて、久しぶりに風邪気味だったところにギックリ気味に腰をやってしまってキーボポチポチするのもだるかっただけだ。
23・4くらいのときに丸3日寝込むほどのぎっくり腰をやってしまってから変なクセがついたのか、ひざを使わずにイージーにななめ後ろの足元のものを拾ったりするときに年1・2くらいでやらかすから困る；
当時は体鍛えてたのにぎっくり腰になってショックだったなーと痛めるたびに思い出す。平坦に見えるアスファルトのデコボコすらすさまじい段差に感じるほどだった；
そんときかいがいしく世話焼いてくれた彼女はとっくに結婚したらしい。

いろんな意味でうめきながら今月も1ヶ月振り返ってみよう；

先月のはこちら。



＜今月の9本＋2シリーズ13本＞

・そんな彼なら捨てちゃえば？(ラブコメ・130分)

タイトルとは裏腹に、恋愛がうまくいかない女たちがなぜうまくいかないかをあるあるｗいやそれはこえーよｗ的なエピソードで綴ってる。
というか、原題は　"He's just NOT that into you"　つまり、「あなたに"は"興味がない」的なタイトルなので意訳どころか誤訳レベルなんじゃねーかな。よくわからんけど。
このタイトルのセンスのなさというか感覚のズレが作中のセリフ回しにも表れてて、どうみても40～60前後の言語センスで萎える。
常々おもうんだけど訳者もスタッフ一覧に必ず明記してほしいね。
パッケ裏にしか書いてないし、あってもシールでかくれてることもよくあるからこまる。

ストーリー自体は開幕1hくらいまではテンポもよくて楽しめるんだけど、途中からもっさり感というかはー？そらねぇわｗ的な展開になっちゃって最後はご都合の尻すぼみ。
女優もあんまり好みじゃない。
スカーレットヨハンソンのないすおっぱい横から見るとすごいんだけどね。ひと一人分はあるぞｗ
それでも最後ウトウトしながらなんとかラストまでこぎつけれる程度にはできてるので、ハマれるひとはハマれそう。



・ソリタリーマン(ドラマ・90分)

歳食ってさらに渋みの増したマイケルダグラス主演のドラマ。
御歳67でもギラギラ感は健在。やっぱりスーツもシャツもタイも黒に限るね。

かつては腕利きディーラーだったのにいまや落ちぶれて女漁りの日々。
そっちのほうはまだうまくいってたのに、まさかそいつにまで・・って相手に手を出しちゃったことで転落人生は加速するのであった・・。
っていう身につまされる？お話。

時間が短いからモッサリしないしキャストもいいからサクサクなんだけど、予告編にはあるのに本編だと核心的な部分が欠落してて説得力が薄かったりするｗ
まぁ本編見てから予告編見れば、「おや？」とおもった部分も補完できるしいいか；



・ニューヨーク、アイラブユー(群像劇・103分)

ニューヨークを舞台にした10篇のオムニバス。
その話ごとに別々の監督・俳優で構成されてるから飽きない。ってかすごいねｗ
10分足らずで1つのストーリーにしないとだから、見てるほうも直感的に好きかそうでないか・話に入れたかどうかがはっきりわかってたのしい。
コーヒー＆シガレットほどはブレずに、恋や愛にちなんだストーリーに絞ってあるのがいいね。

オレはー・・微妙だったのは作曲家くずれの話くらいかな。
どれもニヤっとしたり意表を突かれたりとなかなかたのしめた。おすすめ。



・セルラー(サスペンス・95分)

なんか知らんけどいきなりラチられてビビらされたとこから必死に連絡とったのに、出たのはチャラ男；
どうすんのこれ；

って状態で始まるサスペンスだ。
あーそういやこれステイサム出てたなーメカニック新作売り切れてるしこれにするかーと借りてしまった。
しかしこれがラストまでつっぱしるｗ

フォーンブースの脚本家にファイナルデッドなんちゃら系の監督掛け合わせるとすごいｗ配役もいいし。
ひょっとしたら「アドレナリン」はここからアイディア引っ張ってるかも。

よくもわるくもちょいちょいつっこみどころがあって、緊迫してんのに軽くジョークを入れてみたりと上下左右に揺さぶられながらのダレない95分。
たとえば、「オレのポルシェは5.2秒で100km/h(60mph)出すけど女のパンツは3.5秒で脱がすぜhehe」とかバカだろｗｗｗってセリフ回しにフイタｗこれ実況したらたのしいだろうなー。
超絶おもしろいかって言われたらB級だけど、B級か？って言われるといやこれはいいデキだよ勢いで押し切れるよっていうそんな映画。

こまけーことが気になっちゃうひと以外に広くひろくおすすめ。
2004年の映画なのにアイテムがどんどん古くなっちゃうからおはやめに。いまやあいほんだしね。



・ジャッキー・ブラウン(サスペンス・155分)

開幕から70年代テイスト＋マシンガントーク全開で「よーしタランティーノムービーみるぞー＾＾」的な気分もマッハ。
主役はベテランすぎるCA、密売で稼ぐ黒いおっさん、積み重なった洗濯物のようにくたびれたムショ仲間のおっさん、保釈金貸金業のおっさん、いつもラリってるねーちゃん、捜査官のおっさん×2。こいつらがガッツリだましあう。
なんか全体的に高年齢なせいで、ラリってるねーちゃんですら当時32なのにどうみても20そこそこにしか見えんっていう。
パルプフィクションに続いてよくしゃべるサミュエルに、くたびれたデニーロを脇役に据えるタラの映画は相変わらず脇役がイキイキしすぎｗ
雰囲気のいいソウルミュージックに乗せて、長いのに長くない155分。
読めそうで読めない展開でよかった。
タラにしては若干マイルド。だけど選曲はあいかわらず抜群。



・メカニック(アクション・93分)

やっとこさオレのステイサム2011が始まった！
相変わらずアクションのキレもいいし、セリフ回しもいい。待たされたぶん今回はガチ。飛び込みも落下もノースタントのガチｗ
アドレナリンとエピネフリンのくだりにフイタｗ

"Victory Loves Preparation"
「周到な準備が勝利を招く」

いいね。久しぶりにハードボイルドなサスペンスアクションを見た。
あと初のBDだった。すごいねBD。これはおすすめ。
予告編は見ないほうがいい。



・赤ずきん(ラブサスペンス・100分)

アマンダ・サイフリッド主演の赤ずきんちゃんかわいい＾＾
(どうでもいいけど、”Seyfried”　は、正式には”sigh-frid”って読むらしい)
自分で「カエルみたい」って言うほどでかい目に、まっしろな肌(しかもエキサイトすると紅潮してさらにかわいさマッハ)にゆるふわな金髪とか反則。
赤というか真紅のケープ似合いすぎだろｗ

さて本作は、
現実味の薄い寒村で、狼(というよりウェアウルフ-----人狼)の被害に困り果てた村民は、「動物をいけにえに捧げる」ことで平穏を保って暮らしてた。
しかしある日、「人間」(赤ずきんちゃんの残念な姉)が被害に遭ってしまい・・というお話。
しかもどうやら狼は人間に化けてのうのうと暮らしてるらしい。
狼はいったい誰なのかが最大の焦点。

内容はまぁ・・なんだそのジャンルはｗってところでお察しください；
ゲイリーオールドマンは相変わらずキレいいし複線もちゃんと拾っちゃうしで、ターゲットはわかりづらいけど途中まではそこそこ以上にはおもしろかったけどね。
元ネタはグリム童話だけど、MADなので子供向けではない。



・ロシアンルーレット(サスペンス・97分)

ステイサムとかミッキーロークとか、目元が陣内孝則にしか見えないサム・ライリーとかほかにもどっかで見たようなひとがチラホラ出てるわりにはつまらんかった。
ロシアンルーレット始まるまでに3回寝たからねｗ

やむにやまれぬ事情でお金が必要になったライリーが金のニオイをかぎつけてやってきた先は、金持ちの道楽場だった・・っていう。あとはタイトルどおりの展開。
これおなじ監督のハリウッドリメイク(笑)らしいんだけど、やたら間延びしててこまる。
競技が始まれば、あとは妙に芝居がかったおっさんとか、幕間のミッキーロークと50セントのやりとりなどなどでラストまでいけるんだけど、ホントそこまでの茶番なんだったんだっていうｗ
最近のわかりやすい俳優を擁してコレってのが残念。BDだったのに。



・アンノウン(サスペンス・113分)

やべーおもしろかったｗ
「96時間」を見てリーアムニーソンが気に入ったならまちがいない。
「96時間」とは無関係なんだけど、あれはパリ、今度はベルリンだ。

「ヒトラー最後の12日間」にヒトラー役で出てたおっさん(ブルーノ・ガンツ)とか、「フロストvsニクソン」で大統領役で出てたおっさん(フランク・ランジェラ)みたいな熟練した演技派に、キレイな嫁さん(ジャニュアリー・ジョーンズ)と移民乙(ダイアン・クルーガー)で脇を固めて、ストーリーもしっかり練り上げた。
監督がアレの監督してたってことは鑑賞前に知らないほうがいいね。

荷物ちゃんと積み込めよーから始まって・・・いやあかん、何言ってもネタバレになるわｗ
感情移入するのが得意なひとほどおすすめ。
サスペンス、ミステリー、アクションがほどよい感じで、ドイツが抱える問題もチラっと見える、中だるみナシの113分。BDで見るベルリンの街並み・・・を眺めてる余裕なかったｗ




・Dr.HOUSE シーズンIV・3～8(ドラマ・各44分×2話)

やべーシーズン4ラストまで見たのにまだおもしれー＾ｑ＾
シーズンVから近所のGEOはいまだにガチ新作扱いなんだけど、今月入ったあたりからやっとこさ新作7泊8日になった。
そしたら誰かに5本1000えんで根こそぎ借りられとる；



・Lost シーズンI・2～8(ドラマ・44分×2話)

無人島モノなんだけど、メリケンっつーか一神教の連中ってホント助け合いの精神ないのな。
極限状態でもよゆーで個人最優先とかすげーわ。




今月見た中でのおすすめは、
・万人向け・・・該当なし
・大人向け・・・ニューヨーク・アイラブユー、セルラー、メカニック、アンノウン
・選ぶけど・・・ジャッキー・ブラウン、赤ずきん

9本中6本ランクイン。

多すぎるのでもっかい整理すると、
NY・・・恋愛モノ苦手でもどれかはおもしろいとおもうものがあるはず
セルラー・・・アクションギャグサスペンスｗ
メカニック・・・ガチのサスペンスアクション
アンノウン・・・サスペンス＋ミステリー＋アクション

ジャッキーブラウン・・・タランティーノ好き向け。でも薄味
赤ずきん・・・アマンダサイフリッドかわええなぁ＾＾

こんな感じかな。
寒くて出かける気も失せる休日前に借りてきてどうぞ。
6/9とか多すぎるなーとおもったら先月は7/9だった件；




＜2009年オレ殿堂入り＞
最高の人生の見つけ方(6月)
デスレース(7月)
ダウト～あるカトリック学校で～(11月)

＜2010年オレ殿堂入り＞
パイレーツ・ロック(4月)
第9地区(8月)
パーフェクトゲッタウェイ(8月)

＜2011年オレ殿堂入り＞
トイストーリー3(2月)
オーケストラ！(3月)
ブラックスワン(9月)




さて今後1ヶ月にリリースされる注目作は、

11/23　シャマラン原案・若手作家が映画化するよくわからん試み第1弾「デビル」
11/25　オレも知りたいです＾ｑ＾「10日間で彼女の心をうばう方法」
11/25　女同士のカップルが、同一人物の精子バンクで子供をつくって家族として暮らしてるんだけど、ある日その子供たちが提供者の父親に興味をもって・・・でもなぜR18？「キッズ・オールライト」
12/02　基本的にSFは見ないんだけど「SUPER8」
12/02　そろそろニコラスケイジ見たい病が発症してきた「デビルクエスト」
12/02　闇の列車、光の旅みたいなタイトルにつられて「名前のない少年、脚のない少女」
12/02　オーケストラ！のメラニーロランとジャンレノが出るってだけでもう「黄色い星の子供たち」
12/02　タイトルからしてハズレ臭がｗニコラスケイジ主演「ドライブ・アングリー」
12/07　B級スレのせいでジャン＝クロードに期待しちゃう「ジャン＝クロード・ヴァン・ダム　アサシン・ゲーム」

12/2やたら多いなｗ
Dr.HOUSEが新作系のとこまで追いついたから、5本1000えんを利用してハウスをからめつつ新しめのから見ていこうとおもってたのに冒頭のとおり借りられオンラインなのでした；
つーかせめて2本ずつは用意しとけよｗ

グラボ買い替えでやっとこさBDも見れるようになって、これが思ったよりキレイでたのしいので新旧問わずBD優先で借りよう。新作のBD比率も増えてきたし、旧作でもBDに入れ替えられてるのもあるし。
というわけで来月ももりもり見ようとおもいます。またね。