最近1ヶ月に見た映画20。

さて問題です。

6÷2(1+2)＝？

1 既にその名前は使われています 2011/05/10(火) 21:00:50.86 ID:+hcUnKHC

答えは>>100
それまでに自分で計算して答えを書いてね

100 既にその名前は使われています 2011/05/10(火) 21:52:56.19 ID:UpG4bAT8

よん？
 

オレは1派だ。
しかし正解は「よん？」だった。すごく納得した。
世間では9か1かで大論争らしい。


もうちょっとkwsk解説すると、
9派の根拠は、カッコ内は先に計算するけど乗除は左から計算するのが基本。
6÷2(1+2)
3(3)
＝9

オレはもっと単純に、
6÷2(1+2)
6÷2(3)
6÷6
＝1

と出したんだけど、そもそもこれは問題がわるいらしい。
「÷」を使った算数の式に、乗算記号を省略した「2(1+2)」がごっちゃになってるから。とのこと。
どっちにしろさんすうすいすいすぎてわからん＾＾
ってことで今月の映画ネタいってみよう＾＾

先月のはこちら。



＜今月の5本＋2シリーズ15本＞

・リミット(サスペンススリラー・94分)

あれ？DVD読み込んでない？とおもうほどの暗闇からスタートする。

目が覚めたら棺桶のような箱の中。手足は縛られご丁寧に猿ぐつわまで。
必死にほどいて確認した持ち物は、電池半分ちょいの誰のかわからんケータイ・ペン・オイル満タンのジッポ型ライター。
どうやら棺桶につっこまれて埋められたらしい。
そういえば記憶を失う直前は・・っていう展開にぐいぐい引き込まれる。
ちょっとずつちょっとずつ現状がわかっていく様子を主人公と一体化しながら見れるから、感情移入しやすいひとほど楽しめるんじゃないかなぁ。
賢いひとはいろいろ深読みして、裏に隠されたテーマ？だとかにまで思いを馳せるようだけど、単純にできてるオレは提示される時系列に沿ってうおおとかおおーーとかおもうのみｗ

この絶望的な状況からケータイを武器に脱出を試みていくんだけど、なにしろこの役者がうまいｗ
ロクに身動きのとれない棺桶の中で刻々と変化していく状況の精神状態をこちらの感じたように表現してる、というか彼の精神状態とシンクロさせてくれる演技力がハンパない。
おい、それがあるだろ！！的などんくささもないしね。だいたい思いつくようなことはやってくれる。あとカメラワークもいいんだろうね。

低予算のアイディア勝負ものは、たとえばSAWだったりパラノーマルなんちゃらだったりといろいろあるけど、オレはトンデモ系な超常現象をおもしろいとは思わないから、こういった正統派？な現実的なやつはガッツリ引き込まれたぜ。
ただ予告編で感じたようなものとはちょっと方向性が違ったね。
多少つっこみどころはあるけど、こまけぇこたぁいいんだよなひとにおすすめ。

裏MVPは照明代わりになるツールの輝度の差かな。
主人公の顔をスクリーンに、光源の違いによる色彩の変化をよく表してた。



・ゴッドファーザー(ドラマ・175分)

やばいね。でらおもしろかったわ。
「見たことないけど知ったかぶる映画世界ランク1位」の本作は、死ぬまでに見ないと損する映画なのはまちがいない。

マフィアのボスの強烈なカリスマ性や貫禄・なによりそのバランス感覚と、そのファミリーの忠誠を伴った絆。なぜ忠誠(絆)が得られるか、どうしてファミリーなのか、やらかしたらどうなるか・・・。
3時間と長尺だけど、凝縮感ハンパないので一気に見れるはず。
たぶん2・3回見るとよくわかるんじゃないかな。登場人物多いし。
ファミリーを背負って立つ男が漢へ変化していく・変化した様子のピークを、ラストの嫁さんとともに実感するだろう。
初登場時から中盤終盤と展開していく中で、その男の放つ雰囲気だけでなく、眼光の変わり方がやばい。
ただのマフィア映画だったら誰もがタイトルを知るようなことはないね。



・ゴッドファーザーII(ドラマ・202分)

これはよく見てないとわかりづれぇｗ
前作でゴッドファーザーを継いだ男のその後と、先代ゴッドファーザーの若き日の話がごっちゃになってて、マイケルとヴィトはどっちがどっちなのか常に念頭に置いてないと展開に翻弄される。
"ドン"になっていくトップの、トップたらんとするがゆえの孤独と、創業者の成り上がっていく様子の対比がそのまま前作と本作の対比にもなっててじわじわくる。
"家族"を守るほど家族を失う男、"家族"を守るために家族を得ていく男。すべてが対比しててオーバーラップしていく。

ラストの祈りをささげるように逝った男を思う回想シーンで、独りその業の深さに苦悩を刻む様子が悲哀に満ちてるのを見てオレもやっとこさ追いついた。
見終わって感想をしたためてるときにあぁそういうことかとどんどん気がついた；
途中で思ったけど、これは1hくらいのを5・6本にしてくれたほうがガッツリ見やすいんじゃねーかなとおもったら元々は5～6hだったんだねｗそらむずいｗ



・ハングオーバー！消えた花婿と史上最悪の二日酔い(コメディ・100分)

たぶんつまんねーんだろうなーと侮ってたらやられたｗ
学生時代はツレとバカなことばっかりしてて、記憶飛ぶほど酒飲みちらかしてた経験があればあるほどまちがいないｗ

親友の結婚直前ぱーりーするからベガスのりこめー＾＾って酒とアレの力がマッハすぎて翌日ひどい有様からスタート。しかも花婿いねぇ。
おいあいつどこいったっつーかこれ誰がやらかしたんだｗｗ
ってとこからドタバタと花婿探す軽いミステリーというかロードムービー的な流れ。
最後にはちゃんと謎が解けるつくりになってるところが秀逸だった。
BGMもよかった。久しぶりにメリケンコメディで笑った気がするｗ
お下品だけどおすすめ。



・ゴッドファーザーIII(ドラマ・162分)

誰だ3はつまらんとか言ってたやつｗ

1でマイケルの変貌と成長、2の先代との対比を経て、本作は15年後？だかの世界。
老いたマイケルは跡目を継がせて足を洗おうとするんだけど、当然力のあるドンにいなくなってもらってはこまる人々っつーかぴくみんどもが無責任にわめきだしたP制LSの末期みたいな雰囲気。

主要な登場人物の絶対数が減って、展開に無理なくついていけるのもよかった。
3作とも長いけど(全部足したら539分ｗｗ9じかんｗ)、クソ渋いいかにもドンなマーロンブランド、主役以上に輝いたデニーロ、そして出ずっぱりのアルパチーノたちの醸し出す雰囲気はすごい。

階段のシーンで、ずっと抱えてた予感が的中・というかあんな形で現れてしまったところへ直面した瞬間の気持ちが爆発した様子がよかった。あとは懺悔のシーンかな。
腐ってんのはどこだ？って見方をしてもおもしろいだろうね。



・Dr.HOUSEシーズン1・2～8(ドラマ・各44分×2話)

どっぷりハマって見てる＾＾
BBAと部下のふたりの女が色目使い出すととたんにうぜぇとおもってしまう。



・プリズンブレイクシーズン1・2～9(ドラマ・各44分×2話)

毎回いいところで終わりすぎなんだよｗ




今月見た中でのおすすめは、
・万人向け・・・該当なし
・大人向け・・・リミット、ゴッドファーザー123
・選ぶけど・・・ハングオーバー

今月はハズレなかったなぁ。
まぁGWとか海外ドラマ見すぎだったせいってのもあるけどｗ
週末に見ようとさっきREDを借りてきた・・・けどこれを書くまでに見るヒマはさすがになかったな。




＜2009年オレ殿堂入り＞
最高の人生の見つけ方(6月)
デスレース(7月)
ダウト～あるカトリック学校で～(11月)

＜2010年オレ殿堂入り＞
パイレーツ・ロック(4月)
第9地区(8月)
パーフェクトゲッタウェイ(8月)

＜2011年オレ殿堂入り＞
トイストーリー3(2月)

＊暫定＊
オーケストラ！(3月)



さて今後1ヶ月にリリースされる注目作は、

5/25　今年大本命の一作、フィンチャー監督の「ソーシャル・ネットワーク」
6/02　「エクスペリメント」は「es」のリメイクらしいけど、そのesすら見てないのを思い出した；
6/15　ウォール街の続編「ウォール・ストリート」
6/24　ベッソン制作・マルコヴィッチ主演の、実話を基にしたコメディ「アイアムキューブリック」



先日テレビでやってたラストサムライひどかったな！
150分ちょいの映画を2hの放送枠に収めようと、いいところバッサリカットしまくって、アホみたいにCM連打して見事に中身の薄いものに改悪するんだからテレ朝さすがすぎた。
あとやっぱ映画はぶっつづけで見ないとダメだなってことでまたね。