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FFXI-11鯖で(中略)実はあんまり詩人の話が出てこないうぇぶろぐ。
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よその国で起きた「暴動」の倍以上の人数が国内で粛々とデモを行っても、肝心の国内では報道されない日本はなんだか背筋の寒い思いをする国に成り下がってた。
ただ単に自分が知らなかっただけでいままで散々そんなもんだったらしいけど。

いまはまだネットの闇(笑)で済ませていられるだろうけど、10年20年30年と経った先に彼らの仕事はなくなってるとおもうよ。結局いまさえよければ国も売るのか?

都内で右派系デモ、中国の「侵略」に抗議 1000人以上行進 (AFP国際)

右派系ねぇ・・・w
領土問題で叫んだら右翼扱いかよw



しかしまぁ世界中どこにも楽園はないのは当たり前の話で、陸続きの国は移民問題に頭を抱えるのが世界共通。それは「自由の国」を標榜するアメリカも例外ではない。
っていうクソ固い話ではないんだけど年に数本出合える良作に当たったので紹介しよう。




○○の中にもいいやつはいくらでもいる。地域に根を張りプラス効果を与える者もいるだろう。
しかしその判断基準は?それらへの対応は?

というわけで今回紹介するのは「扉をたたく人」だ。



必要以上に権利を主張し、ひどいものになると参政権までよこせとわめくやつらのようなことはせず、イリーガルを自覚し謙虚に慎ましく音楽とともに生きていこうとするシリア人のタリク。
無理を通せば道理が通らない。多数に当たるには画一的な対応をせざるを得ない。そんな画一的なつまらないアメリカを体現するウォルターに扮するのはリチャード・ジェンキンス。

そして画一的で味気もなく冷淡なアメリカそのものだった自分を、ピアノの講師は形ばかり繕うだけでほどいてはくれなかったのに、理屈ではなくハートで叩くジャンベとともに無気力さをも解かしてくれたタリクのために奔走する話の行方は・・・。
心を閉ざした老人の扉を開いたのはやはり人間だった。
周りを受け入れ軟化していくウォルターに触れて打ち解けていく周囲の人々。
話の展開とともに変化していく心境を正確に伝えるリチャード・ジェンキンスはさすが。


これを見たからといって移民を受け入れる気はこれっぽっちもないけど、本作は移民問題というナーバスなテーマを中心に据えた安っぽい社会派ではなく、もっとソフト面に訴えかけるつくり。
ド派手なハリウッド映画とは正反対の抑えた演出で登場人物も少ないのにただの友情話に留まらないから最後まで乗っていける。


かつて貧乏旅行をしていたときに、桟橋で船を待ってる中のひとりがこのジャンベっぽいのをおもむろに取り出して気の向くままに叩いてたのを思い出した。夕暮れに染まる桟橋は平和そのものだった。

アメリカにとって、そして我々にとってのタレクやジャンベはあるのか。
ラストシーンに迸る魂の演技は必見。
9.11以降迷走するアメリカが垣間見えた。



あ、これ予告編見たら超絶ネタバレすぎるから注意。またね。


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