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FFXI-11鯖で(中略)実はあんまり詩人の話が出てこないうぇぶろぐ。
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栄枯盛衰は世の常なれど、今年は引退者が続出する年になった。
桑田、野茂、清原・・・と野球選手ばっかり取り上げてるのはオレの関心があるかないかだけのことなんだけど、今日はこの人。高橋尚子。




陸上の長距離競技といえば、まず基本的にゴールした瞬間に選手は崩れ落ちる寸前だったりするくらいハードな限界まで挑むスポーツだと思うんだけど、この人は本当にタフすぎる。なんかすごい笑顔で手振ってるの。
記者会見に臨むときももうすごい笑顔で明るい。本当に楽しんでる感じが伝わってくるのがファンの多い理由のひとつなんじゃないかな。

ひとつひとつのセリフも独特の言い回しで、けど自然に出てくるそれはまったく嫌味のないさわやかな言葉の数々で多くの人の共感を呼んでた。


反面、見えないところでの努力がやばい。当時女子マラソンでは常識破りだった高地でのハードトレーニングは、実はそこまで抜群の才能があったわけじゃないらしいこの人を世界新で金メダルが取れるくらいまでに鍛え上げるほどの過酷なものだったらしい。そして、勝てた・記録が出た一方で確実に選手寿命を削ったとも言われてる。

元々師事していた監督の下を離れて自分のチームを作るときも、袂を分かったわけじゃなくてその後も連絡を取り合う仲だったことや、地元(オレの実家がQちゃんの実家の近所だった)の飲食店へごはん食べに行くとサインが飾ってあったりして、「こないだQちゃん来てねぇあーだこーだでどーのこーのでもう全然偉ぶらないしすごい気さく^^」とか聞いてもないのにどいつもこいつも褒めちぎるほどの人柄らしい。


ここまでだったらただのファンの妄想じゃね?ふつーだいたいある程度キャラ作ってるだろwとか言う話で終わっちゃうんだけど、地元紙の引退報道の扱いがすごかった。


まず1面トップは当然として、スポーツ欄も「来シーズンの中日首脳陣の顔ぶれ」を別ページの隅っこに追いやって1ページ丸々栄光の軌跡特集。地方欄でも1ページ割いてて、社説でも取り上げて別コラムでもこれでもか!ってくらい書いてるほどの愛されぶり。今日の新聞28ページだったけどその1/7がQちゃんとか個人の扱いとしては最高だったんじゃないかな。たぶんみんな株価とか円高とか忘れてる。
先日名大卒の人々がノーベル賞連打したときもある程度割いてたけどQちゃん引退は個人の話だ。なのにこの扱い。ある意味ノーベル賞超えたw

夕方のニュースでも連打してたし今日もどこ行っても高橋尚子引退の話ばっかり。
地元だしイナカだからほかにネタがねぇんだろwwって言われたらそれまでかもしれないけどそれにしてもすごい。



最後は追い詰められた中で背水の陣を張るつもりが志半ばで夢が終わることになったけど、それはそれでより愛される要因のひとつになったんじゃないかな。あと1度でいいから勝つところが見たかった。
生涯成績は11戦で7勝と圧倒的な強さを誇った愛されアスリートは今日からひとりのジョガーに戻るそうだ。いままでおつかれさまでした。またね。


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